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エビ篭体験レポート

えび篭漁ってなに?
エビ篭

略図

 まず初めに、エビ篭漁という漁法について説明致しましょう。

 エビ篭漁はその字のごとく、エビ篭と呼ばれる鉄棒でできたドーム型の篭の中にエビの餌であるニシンや助宗を付け、周りを赤い網で覆い、天井にプラスチックの入口をつけたものを使ってエビを捕ります。
 この篭を一本の長いロープに“サルカン”と呼ばれるチェーンの様なものを使って、数百個ほど繋ぎます。
 ロープ両端にはボンデンと呼ばれる浮玉を付けた棒を繋ぎ合わせます。ボンデンには目印として赤と白の旗や、夜になると自動で点滅するライトを取り付けます。(このボンデンの方式はエビ篭漁に限っての事ではありません)
 この長いロープを5本用意し、これを300m以上の海底へ仕掛け、1日以上放置した後、巻き揚げます。巻き上げた篭の中にはエビが入っているという仕組みです。

↓↓さぁ、ここからが漁模様の紹介です。↓↓

大型エビ篭漁船操業模様
 2000年8月27日午前2時30分頃、だれもが寝静まった頃に羽幌港を出港。出港後すぐに乗組員の人たちも船内で就寝。
 同日午前9時頃漁場到着。この日の漁場は利尻沖。
 船内のベルが鳴り響き、乗組員起床。起床後すぐにあわただしく動き始め、即操業開始。

 かなり眠かったです。(-_-;)なんせ、午前2時ですから。船に乗ったらすぐに寝ましたよ。で、朝すっごい大きなベルの音が鳴って飛び起きました。心臓バクバクで起きました。マンガで言うと目の玉飛び出た感じです。(@_@)

ボンデン取り
 まず、初めにエビ篭をつないでいるボンデンを取ります。
 ボンデンというのは、海の中に漁具を放置する漁法のほとんどに使われる道具で、漁具の両端に浮玉をつけた竹又はそれに代わる棒(スキーのポールの様な物)のことをいいます。
 このボンデンは海面上に浮いているので、海の中のどこに漁具を設置したか、という目印になります。
 ボンデンを取るときにロープに重りをつけたものをボンデンのところに投げてボンデンを掴みます。
ドラム前
 ボンデンを取り上げた後、油圧ドラムを使い数百個あるエビ篭を揚げます。揚げたエビ篭をロープから離し篭を選別代へ渡します。そして、ロープは船尾の天井にある油圧ドラムにより船尾へと巻き上げられます。
 エビ篭を油圧ドラムで揚げるこの作業を“ドラム前”と呼び、ある程度の経験者でなければ、この作業をやらせてもらえません。それは、ドラムに手をはさんでケガをするなど、足元には低い柵しかないため海に落ちてしまう危険性があるからです。
 このドラム前というのは凄いです。足元にはひざぐらいのところまでしか柵がないんです。素人がやったら海に落ちちゃいます。ほんと。漁師って凄い!
エビの選別
 揚げられた篭の中のエビを選別台へ開け、エビを特大、大、中、小、メスにそれぞれ選別します。選別されたエビは次から次へと手際よくなれた手つきで水槽へ落とされます。
 ちなみに真中のステンレスの丸い穴にはメスが入れられます。
 エビの選別するのが早いこと早いこと。ほんとに見ているのかなって感じです。
エビの移し替え
 選別されたエビは専用の篭に移され船底の水槽へ移されます。
 エビがいっぱいだ!(^○^)
水槽室
船底の水槽室の写真です。
ここにエビを移し、活かしておきます。水槽には海水が入っており、冷凍機により低水温に保たれています。
 さむい!(@_@) エビって海底にいるから水温が低くないとだめなのね。
水揚直後のエビ
 水揚直後の甘エビ。透き通っています。えびは後に向かって泳ぐって知っていました?
 透き通ってる。た、食べたい...(._.)


 選別台で開け終わった篭は、次にコンベアで船尾へと運ばれますが、この時に必要であれば餌を補充します。また、同時に篭の一部が損傷していた場合にも、この時点で修理します。しかし、損傷の具合がひどい場合は、別に除けておき後で修理します。
 この一連の作業を“餌付け”といいます。
 餌をつけるのも早いです。というより漁師は何をやっても早いですね。

 コンベアで運ばれてきた篭は、船尾にきれいに積み上げていきます(篭積みと呼ばれます)。次から次へと運ばれてくる篭をいかに早く、きれいに積むかが腕の見せ所です。
 コンベアで運ばれてくる篭をずっと眺めていました。なぜか見入ってしまうんです(^^ゞ

 高いところでは“カギ”と呼ばれる長い棒で積み上げます。
 きれいに積み上げるんですよこれが。

 最終的には、こんなに沢山の篭が積み上げられます。
 きれいに積み上げなければ航行中に崩れてしまいます。
 航行中に崩れそうで崩れない。うまく積み上げるものです。心の中で何回「アーッ」と叫んだことか。

ここまでの一連の作業が篭揚げです。
漁の調子が悪く、篭を仕掛ける漁場を変えるなどといった場合は
続けて2本目、3本目とまとめて巻き上げていきます。


 1本のロープをすべて巻き上げた次は、篭を海の中に仕掛けます。

 最初に、ボンデンを目的の漁場へ投げ入れます。

 漁場に到達するまでの間海を見つめながらタバコを吹かし静かに待つ。漁場に到着後すぐさまボンデンが投げられる。・・・海の男って感じです。

 ボンデンを投げ入れた次は、投げ入れたロープに篭を繋げながら、海へ落としていきます。
 すべての篭が落とし終えたら、最後に二つ目のボンデンを投げ入れます。
 この作業を、“篭はき”といいます。
 皆さんもくもくと作業をしていました。話し掛けてもらえないのでちょっと寂しかった。(;_;)

ここまでの作業で約1時間半かかります。これを5本分繰り返します。

 


 一日の操業を終えると、当然の事ながらすぐに帰港します。
 やっとこのときに、ゆっくりとご飯が食べられます。(操業中はほんの少ししかない仕事の合間をぬって急いで食べます。)
 このときは晩の6時くらいでした。朝の9時からだから9時間くらいずっと操業しっぱなし。つかれるよな〜。その間のご飯は5分か10分くらいで凄い勢いで食べるんです。帰港の時にやっとゆっくりご飯が食べれるというわけ。すごい!

 羽幌港へ帰港したのが、28日(月)午前1時頃。
 帰港後は、エビを船内から上げ、今度はそのエビを専用の発砲スチロールへ詰めます。
 やっと、帰ってきたぞ!あ〜つかれた。でも漁師の人はもっと疲れているんだよな。

 水槽で活かしておいたエビを手際よく発砲スチロールへ詰めます。
 1箱3sになるよう、デジタル量りで量ります。
 デジタルでしっかりと計量。エビには極力触るな、鮮度命!
 
 出来上がりの写真です。  最高級の鮮度の甘えびです。
 最高の出来栄えです。おいしそう。
 
 いかがでしたか?これが当漁協のエビ篭漁の操業模様です。
今回、エビ篭漁へ乗船して何よりの感想が「漁師はすごい!」の一言です。朝あわただしく起きてすぐに操業をはじめて、晩までずっとですからね。びっくりしました。

ここからは船内の模様を公開したおまけです。こちらもご覧ください。

 選別台。エビを選別する台です。船首部分にあります。
 船尾。ここに篭を積み上げます。船尾のことを“とも”と呼びます。

操舵室。映っているのは漁労長です。怠けているわけではありませんからね。操舵室のことを“ブリッジ”と呼びます。
 真中にあるハンドルが舵です。その右がGPS、その右が魚群探知機。
 無線室。無線マニアにはたまらないかも。
 無線室、その2。
 船員室入口。この下で乗組員が寝泊りします。
 これが、船員室のベットです。座れるぐらいの高さです。寝台列車みたいな感じです。
 食堂。波があるときはコショーやティッシュなどが右左と駆け回り、まるでマンガのコントみたいな感じ。
 流し台。オールステンレス、そうじゃないと錆びるからね。

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